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彼の匂い

好きになってしまうと、男特有の匂い。普段なら近寄りがたい匂いなんですが

それが、好きで好きでたまらない彼だったら

汗臭い匂い、ベタついた性器、生臭い精液

彼に依存したらこれらも全て受け入れてまうから不思議。

1994年。当時風俗嬢だった私、6歳下の彼氏は、定職を持たず毎日バイトと音楽に明け暮れて、私が彼を養っている、彼はよくヒモと同僚から茶化されたそうで

ある朝、七時ごろかな‥

寝ていた私を起こさないように、玄関の鍵を超ゆっくりと開け、忍び足で入ってきた。そおぁおっと大きな担いでいた楽器を置いて。私の寝ている部屋まで音を立てないように近づいてきた

「あっ!ごめん。起こした?」

「おかえり。」

バンドのライブが近いってことで、貸しスタジオでオールナイトで練習をしてきたらしい。彼がドアの鍵を開ける前から気配を感じ目が覚めた。この時はホント彼に依存していたと思う。

「ご飯、しっかり食べてる?どうせまたタバコばっか吸ってたんでしょう?タバコ臭いよ!」

「菓子パン食べたぐらいかな、ライブが近いし、食ってる時間も勿体無いし」

「もうクタクタっ!寝てもいいかな?」

「え〜臭いよ!シャワーぐらい浴びてきたら?」

「離れて寝るからさ、ごめんもう眠たくて限界。」

「じゃあ、服脱いでスッポッポンになっておいで」

「はい、わかりました」

私はパジャマを着ていて、横で寝る彼は全裸。なんか不思議な感じだがそれがなんかすごく笑けてくる。

「わぁああ臭い!やっぱり。それに肌が汗でベタベタよ!」

ウェットティッシュで彼の身体を、私が拭き始めると

「うわぁあ〜気持ちいい!」

「何ぃ?どこから声出してるの(笑)」

普段聞かない、黄色いというか間が抜けた声というか

「おちんちんも、ベッタべた!」

彼は、今にも眠りに落ちそうなボーっとした表情に

そのベタベタになった彼の陰部を拭き始めると、急激に空気を入れた風船のように彼のペニスは勃起し始めた。

「ケンちゃん!勃ってきてるよ。」

「うんっ‥」

虚な声で、すでに眠りにつき始めてるかのように

私はその返事を聞いてすかさず、性器独特の強い匂いの彼の硬くなったオチンチンを思いっきり吸ってしごきまくった

「あ〜!myu! ちょっと待って!無理無理無理!」

「カチカチやないか!たっぷり出して早く寝なさい」

彼は、なんとも恥ずかしい声をあげ、私の中脈打った!若いこともありそれは大量の性液を、風俗で働いてなかったら、こんな大量の精子はすぐに吐き出しちゃそうなぐらい

私はその精子を全て喉を通した。客なら吐きそうになる生臭い精子。それが彼のものだったら、美味しくも感じ愛おしくもある。

「なんて声出してるの(笑)かわいい」

彼の性器を睾丸の裏まで綺麗に丁寧に拭きあげ完了!でも彼のペニスは勃起したままでしぼもうとしない。いつも私を抱き枕のようにして寝る彼は、仰向けで性器を天井に向けておっ勃てたまま。イビキをかいて眠りに落ちた。仰向けで寝る彼の姿を初めてみた

ショーツを脱いで、見るとベッタリと私も濡れているようだ

寝ている彼に私は、まるでバイクに乗るように、彼の性器に跨いだ。滑りのある私の性器はすんなり奥まで、くちゃくちゃと動かすたびに私の膣がなり、彼のイビキはまるでバイクのエンジン音

そんなことを想像していると、笑いあ止まらなくなってきた

よく、精神困憊、究極に疲労しちゃうと、男は子孫を残したいという本能が出てくると聞くが、彼は今まさにそうなんだろう

5分ぐらい彼の上に乗っていたら‥脈打った。お尻から快感という衝撃が私の中を通り過ぎた

彼はまだ寝ている

(これが無精ってやつ?、ケンちゃん今どんな夢みてるんだろうか?)

それから、私が出勤のため、家を出ようとしてもぐっすりと彼は寝ていた

寝顔にソフトキスをして、小さな声で

行ってきます!

幸せな、彼とのある一日でした

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